南イングランド旅行・第7日
2005年12月11日/プリマス→ペンザンス⇄セント・アイヴィス
7時起床。先に荷物の準備を済ませ、朝食へ。やっぱりB&Bのお兄さん気を使っている。昨日イングリッシュブレックファーストに頼んだトマトは缶詰め(どうもあんまり皆さん頼まないみたいですね、野菜を)だったのに、今日はちゃんと生のトマトになってる!
朝食後すぐにチェックアウト。私ピッタリのお金が無くて、おつりを貰うつもりでお札を出したら、お兄さんおつり切れ。結局その分(£2)をまけてもらった!!! 何も交渉しないで値引きだーーー、ラッキー!!(まあ、いろいろあったから、これくらい当然!という考えもあるけれど)
さて、今日の、そして最後の目的地はペンザンス(Penzance)。プリマス駅から列車に乗ること約2時間。11時に到着。
駅を降りると、ここはイギリスじゃなーい!!
陽射しがエーゲ海(って行ったことないんだけどね)。そして暖かい。あまりの暖かさにパーカーを1枚脱ぐ。
荷物を置かせてもらいに宿泊予定のB&BWoodstockへ。いや〜ん、まるで自分の家のように(ってこんなに奇麗じゃないんだけど)くつろげそう!
すごーーーーーく素敵!!! 旅の締めくくりがここでよかった!
B&Bの周りも落ち着いていて、猫ちゃんもおくつろぎ〜。
さて、お宿のおばさんが親切にバスの時刻表冊子を貸してくれ、それを参考に行き先を決める。ここペンザンスを起点に色々な海辺の町に行けるのです。セント・アイヴィスかランズエンドか。今日は日曜日。バスの本数が多い、セント・アイヴィスへ行くことに。
バス停で待っていると、おばあさんに話しかけられる。
「あら、次のバスは何時かしら?」
「うーん」
「ああ、わかったわ、これね!」(と時刻表を見ている)
「ほんと、ここのバスは信用ならないのよ! こないだだって友達が1時間も待たされたの!」
…etc.
このときはふーん、と思って話を聞いていたものの、これが実は後で…。
セント・アイヴィス行きのバスが時間通り来たのでリターンチケットを買って乗ること約40分。
丘の上にあるバス停から見える港の景色は青と白のコントラスト。
町は光と影と真っ青な空のコントラスト。
港は海と空の青、青、青。
港を抜けてもう少し歩くと、美しい緑の丘と青い空。
そして天からふりそそぐ光。多くの芸術家たちがこの地に住み着いてしまったのがわかるような気がします。
ちょっと疲れたので、こんな素敵なカフェでひとやすみ。ラテがめちゃ美味しかったなあ(しかもロンドンより安かった!£1.65)。
日も傾き始め、そろそろペンザンスへ戻ろうとバス停のある丘の方へ。バスの運転手さんたちがずーっとしゃべっていて、バスの中に入れてくれない! いくら暖かいとはいえ、日が沈みはじめると急に寒くなってきます。出発時刻ギリギリでようやく中に入れてくれて、さーって、いざ出発!
エンスト…
バス停で会ったおばあさんの言葉が今ここに蘇る。
運転手さん、いろいろ車掌さんやらにアドバイスを受け、何度もチャレンジするもエンジンかからず。車掌さんは修理の人を呼んだ模様。うーん、バスの中で待つこと30分。ほかの乗客も苦笑する人、降りて諦める人いろいろ。そして私どぉーーーーしても、トイレに…。ちゃっかり車掌さん室のトイレを借りる(だって寒いんだもーん!)。
すると次のバスがもう来ちゃった! やったー、新しいバスに乗り換えね!
と思いきや、一緒に修理の人も来て、車掌さんどうしてもこのバスを発車させたいらしく、このまま乗っていろと指示。
修理の人、ものの1分もかからずエンジンをかけた! さすが!
ようやく、出発です。どうやらこのバス、ノンストップで終点まで行くらしい。ってことは、途中のバス停で待たされた人は、乗れない!!(えーーーー、そんなのあり??いやー、やっぱりここはイギリスだったね)
よって、途中のバス停ではちゃんと手を挙げているおじいさんをすっとばし、
「Whyーーーーーー!!!!!」
とオタケビをあげるおばちゃんがいたり…。その都度乗客一同、苦笑。
だから、運転手さん、ものすごおいスピードでとばしてる!!こわー。。。思わず後ろのおじさん、
「こりゃー、俺達頭抱えて身を守らないとね! 映画の"スピード"みたいに止まれなくなるんじゃない?」
そして、途中でいつもとは違うルートを走り始めた。やっぱりおじさん
「ホントに辿り着くのかね?」
前方のおばさん、これにおおおーーーきな声で答えて、
「Suspicious!!」
私内心大爆笑!
当然、普通よりもスピーディーにペンザンスに到着。
もうすっかり暗くなっちゃった。
でもこの時期はクリスマスのイルミネーションが奇麗でいいな。
しかし、人が少ない…。聞こえるのは誰かさんのテナーサックスの音色だけ。
今日はこの旅の最終夜、外でたっぷり飲んで食べよう!(って一人でよくも、まあ…)
結局、日曜なのであまりお店が開いておらず、ここで飲み食いすることに。
ビール飲んで、ワインも飲んじゃって、でもあんまり酔っぱらうのもちょっと、と思って、チョコアイス!!(すごい量だったんだけど)を食べて満足♡
そして、ちょっと狭めだけどこんな素敵なお部屋で(しかも宿泊客は私だけだった!)でお休みなさい。
熟睡。
いよいよ明日はロンドンに帰る日です。
7時起床。先に荷物の準備を済ませ、朝食へ。やっぱりB&Bのお兄さん気を使っている。昨日イングリッシュブレックファーストに頼んだトマトは缶詰め(どうもあんまり皆さん頼まないみたいですね、野菜を)だったのに、今日はちゃんと生のトマトになってる!
朝食後すぐにチェックアウト。私ピッタリのお金が無くて、おつりを貰うつもりでお札を出したら、お兄さんおつり切れ。結局その分(£2)をまけてもらった!!! 何も交渉しないで値引きだーーー、ラッキー!!(まあ、いろいろあったから、これくらい当然!という考えもあるけれど)
さて、今日の、そして最後の目的地はペンザンス(Penzance)。プリマス駅から列車に乗ること約2時間。11時に到着。
駅を降りると、ここはイギリスじゃなーい!!
陽射しがエーゲ海(って行ったことないんだけどね)。そして暖かい。あまりの暖かさにパーカーを1枚脱ぐ。
荷物を置かせてもらいに宿泊予定のB&BWoodstockへ。いや〜ん、まるで自分の家のように(ってこんなに奇麗じゃないんだけど)くつろげそう!
すごーーーーーく素敵!!! 旅の締めくくりがここでよかった!
B&Bの周りも落ち着いていて、猫ちゃんもおくつろぎ〜。
さて、お宿のおばさんが親切にバスの時刻表冊子を貸してくれ、それを参考に行き先を決める。ここペンザンスを起点に色々な海辺の町に行けるのです。セント・アイヴィスかランズエンドか。今日は日曜日。バスの本数が多い、セント・アイヴィスへ行くことに。
バス停で待っていると、おばあさんに話しかけられる。
「あら、次のバスは何時かしら?」
「うーん」
「ああ、わかったわ、これね!」(と時刻表を見ている)
「ほんと、ここのバスは信用ならないのよ! こないだだって友達が1時間も待たされたの!」
…etc.
このときはふーん、と思って話を聞いていたものの、これが実は後で…。
セント・アイヴィス行きのバスが時間通り来たのでリターンチケットを買って乗ること約40分。
丘の上にあるバス停から見える港の景色は青と白のコントラスト。
町は光と影と真っ青な空のコントラスト。
港は海と空の青、青、青。
港を抜けてもう少し歩くと、美しい緑の丘と青い空。
そして天からふりそそぐ光。多くの芸術家たちがこの地に住み着いてしまったのがわかるような気がします。
ちょっと疲れたので、こんな素敵なカフェでひとやすみ。ラテがめちゃ美味しかったなあ(しかもロンドンより安かった!£1.65)。
日も傾き始め、そろそろペンザンスへ戻ろうとバス停のある丘の方へ。バスの運転手さんたちがずーっとしゃべっていて、バスの中に入れてくれない! いくら暖かいとはいえ、日が沈みはじめると急に寒くなってきます。出発時刻ギリギリでようやく中に入れてくれて、さーって、いざ出発!
エンスト…
バス停で会ったおばあさんの言葉が今ここに蘇る。
運転手さん、いろいろ車掌さんやらにアドバイスを受け、何度もチャレンジするもエンジンかからず。車掌さんは修理の人を呼んだ模様。うーん、バスの中で待つこと30分。ほかの乗客も苦笑する人、降りて諦める人いろいろ。そして私どぉーーーーしても、トイレに…。ちゃっかり車掌さん室のトイレを借りる(だって寒いんだもーん!)。
すると次のバスがもう来ちゃった! やったー、新しいバスに乗り換えね!
と思いきや、一緒に修理の人も来て、車掌さんどうしてもこのバスを発車させたいらしく、このまま乗っていろと指示。
修理の人、ものの1分もかからずエンジンをかけた! さすが!
ようやく、出発です。どうやらこのバス、ノンストップで終点まで行くらしい。ってことは、途中のバス停で待たされた人は、乗れない!!(えーーーー、そんなのあり??いやー、やっぱりここはイギリスだったね)
よって、途中のバス停ではちゃんと手を挙げているおじいさんをすっとばし、
「Whyーーーーーー!!!!!」
とオタケビをあげるおばちゃんがいたり…。その都度乗客一同、苦笑。
だから、運転手さん、ものすごおいスピードでとばしてる!!こわー。。。思わず後ろのおじさん、
「こりゃー、俺達頭抱えて身を守らないとね! 映画の"スピード"みたいに止まれなくなるんじゃない?」
そして、途中でいつもとは違うルートを走り始めた。やっぱりおじさん
「ホントに辿り着くのかね?」
前方のおばさん、これにおおおーーーきな声で答えて、
「Suspicious!!」
私内心大爆笑!
当然、普通よりもスピーディーにペンザンスに到着。
もうすっかり暗くなっちゃった。
でもこの時期はクリスマスのイルミネーションが奇麗でいいな。
しかし、人が少ない…。聞こえるのは誰かさんのテナーサックスの音色だけ。
今日はこの旅の最終夜、外でたっぷり飲んで食べよう!(って一人でよくも、まあ…)
結局、日曜なのであまりお店が開いておらず、ここで飲み食いすることに。
ビール飲んで、ワインも飲んじゃって、でもあんまり酔っぱらうのもちょっと、と思って、チョコアイス!!(すごい量だったんだけど)を食べて満足♡
そして、ちょっと狭めだけどこんな素敵なお部屋で(しかも宿泊客は私だけだった!)でお休みなさい。
熟睡。
いよいよ明日はロンドンに帰る日です。
by u_poko
| 2005-12-23 08:05
| 旅・ヨーロッパ
つれづれ侘ぶる人はいかなる心ならん。まぎるる方なく、ただひとりあるのみこそよけれ(兼好)。ただただとりとめのない、旅のようなさ迷いの。「漂泊の民」になりたい、そんな思いのWeblogs。
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